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執筆者の写真スイミー

平成最後の煩悩スイム

今年もそろそろ「ぼ・・・・」の季節になりました。


ぼ・・・といえば忘年会ですが、プールでの年末イベントといえば、

煩悩スイム、Yes,BONNOU SWIM!(笑)




25m、50m、100mを108本泳ぐとか、

西暦にちなんだ本数(218本とか)を泳いだりするイベントを

煩悩スイムと呼ぶようになったのは、いつ頃からでしょうか?


私がプールに通い始めた頃は、年末に「泳ぎ納め」、新年に「泳ぎ初め」として50本だの100本だの泳いでました。


別にこうしたイベントに参加しなくてもいいんですが、50mを1分サイクルとしても、108分間(1時間48分)、公共のプールでひたすら泳ぎ続けるのって、現実的には難しいですよね。

ましてや100mを2分サイクルで108本…

よほどガラガラで好き勝手に泳がせてくれるプールでないと無理。


そんなわけで、いろいろなクラブやスクールで、

年末になると「煩悩スイム」が行われます。


みなさんはもう煩悩スイム、予約しましたか?


私は31日に、いつも朝スイムでお世話になっているセントラル西新井の、

STEP BY STEPさんの煩悩スイムに参加予定です。

こちら29日と31日に開催されるんですが、31日はなんと二部制。

まだ少々の空きがあるようですよ✨


さて、100mを108本、順調に行っても3時間以上かかる修行ですので、


水分補給…飲みやすいボトルにスポーツドリンクなど、十分な量を

補給…エルネギーゼリーなど

水着…泳ぎやすく、冷えにくい水着で。擦れる場合は少々のワセリンも

ゴーグル…長時間つけていても痛くならず、曇りにくいもの

     場合によっては替えのゴーグルも


などを準備する必要があります。

冷えにくい水着でオススメなのはラバー水着

普通の水着の上に着用すれば、途中で脱ぐこともできます。


その他、プルブイやフィン、パドルなどがあると変化がつけられますね。


煩悩スイムの場合、イーブンペースを維持することが大切です。


自分が泳げそうなタイムを申告して、コース内で泳ぐ順番を決めるわけですが、

時々…


「ダメダメ、ワタシ遅いから~、ほんとに泳げないから前へ行って~」


と、絶対に、テコでも前に行かないくせに、

泳ぎだすと前の人を煽りまくり、足をつついたりしてくるアオリスイマーさんがいます(なぜか女子に多い)


「前の人に追いついて足に触ってしまったら、その人の前に出る」

「他の人のペースを崩すような泳ぎをしない」


通常練習でもそうなんですが、煩悩スイムでは、特にこの

”暗黙のルール”を守ってほしいですよね!


煩悩スイムでは1コースに5~6人、それ以上のこともあるので、

順番が後ろの人の方が流れに乗れて、ラクなことは確かです。


また途中で休憩を予定していたり、水分補給などサイクル内で出来ないかも?な人は、

他の人迷惑をかけないよう、始めから後ろへ下がる方がいいと思います。

つまりワタシですが(笑)


逆にずーっと先頭で泳ぐ人は負担が大きいので、もしサイクルに余裕があれば、

1~3番目あたりでは、たとえば10本ずつ代わる代わる先頭を交代して泳ぐ、

といったやり方で協力するのもアリかと。


「次で50本目~!」とか、本数を数えて後ろの人に伝えるのは、

順番に関係なく、みんなでやります。


こんな感じでそれぞれのスイマーが力を合わせて、自分の力を出し切って泳ぐことで、

集団煩悩スイムならではの達成感、満足感が味わえるのではないでしょうか。

もちろん長距離スイミング(遠泳)の練習にもなります。



「そんなに達成感が味わえるイベントなら、毎月やればいいのに」


と思ったりするんですが、そこはやっぱり年の暮れ、煩悩を払い、穢れを落として、

新たな年を迎えたいという日本人ならではの心持ちがあるんでしょう。


ちなみにセントラル西新井では、元旦に「新年初泳ぎ」もあります!

2019年にちなんで、200mを19本!

その後はもちろん、西新井大師に初詣に行けば、もう完璧です。



みなさま、師走でバタバタと走り回った後、年の暮れは

それぞれの平成最後の煩悩スイムを、思う存分満喫してくださーい!





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