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執筆者の写真スイミー

OWS用高速水着を制作します part2

更新日:2019年9月2日

※2019年9月2日追記:SA60ハイスペックは1着からご注文可能になりました!

オンラインショップからご注文ください。標準サイズ以外の制作も可能ですので、

ご希望の方はメッセージ、メール等でご連絡ください。



この度、新しいOWS用高速水着を制作することになりました。 part1でお知らせした通り、

1.SA60ハイスペック(TXを全面使用) 2.SA61-TX+ (体幹部にTXを使用) 3.SA61-SS (TXを不使用) の3種類になります。いずれもラバー素材は使用しません。 写真は1のSA60ハイスペックです!

こちらは試作品ですが、基本デザインはこうなります。レディスはオープンバックです

今回はTXとは、どんな生地なのか?についてご紹介します。

一言で言えばFIFAの規定でラバー素材の水着が禁止された後、 高速水着の素材として新しく開発された超撥水生地です。 詳しくは下記リンクをご覧ください⇩(2010年の記事です) 二宮清純のスポーツ・ラボ 第12回「高速水着は新時代へ」

10月21日、山本化学工業の素材を使用した2011年最新モデルの高速水着『BRS-TX1』(以下、TX1)がFINA(国際水泳連盟)の公式試合水着として許可を取得した。

と書いてあるように、(それ以前に承認されたTX-2とともに)TX-1はFINAの承認を得た生地です。なのでもちろん浮力もなし、ラバーも使用していません。布帛系とも違います。

TX-2は撥水効果が高く、シャラシャラした感触で、TX-1はよりストレッチ性に富んだ柔らかい感触を持っています。 「SwimArmar60ハイスペック」では、激しく動かす部分にTX-1、撥水効果を高めたい部分にはTX-2を配するように、細かくパーツに分けてデザインされています。 part1でも書いた通り、その工夫が「着心地の良さ」「動きやすさ」に結びついているわけです、しかも速い。高速水着用に開発された生地なので当たり前ですが、速いんです。


足首までのロングスパッツで、背中の露出面積も抑えた(生地で覆われる部分が大きい)おかけで、TXの持つ「速さ」がより体感できる水着になっていると思います。


また保温性という点ではラバーにかないませんが、通常の水着に比べると冷えにくいと思います。何しろ撥水力が尋常じゃないので、そもそも水を含まない(含みにくい)。 なので水中でも軽いまま、水を含んで水着が重くなるという感覚がほぼありません。 また高密度の繊維なので、繊維の間から侵入してくる水が少ない。ゆえに体が感じる冷えも軽減する。 海のレースではいい事ずくめの生地だと思います!

サイについてご質問がある場合はメールでお願いします!

mail:swimme.ows@gmail.com


LINEからでも⇩結構です。




よろしくお願いします!


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